2022年 明けましておめでとうございます

あすかコーポレイトアドバイザリー田中でございます。昨年中は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願い申し上げます。

COVID-19については、未だに感染拡大の先行きに予断を許すことはできませんが、暗闇の中大波の中を進むようだと感じていた昨年の今頃に比べますと波間に差し込むSilver Liningはその光を強めているように感じます。

笑い話を一つさせて下さい。年末、もう二年越しで経営に関する様々な提案を差上げているある御投資先との初の直接面談の場を頂ける事になりました。経営陣からご担当迄、皆様と事実上初めて直接お目にかかったのですが、その際話題になったのが過去に名刺交換をしていなかったかどうか?という事でした。ビジネスマナーとしては名刺交換の有無を忘れてしまう等とはもっての外なのですが、PCの画面越しに難度の高い議論を重ねる中で、お互いに面識がある年来のパートナーのような気持になっていたという事に、一同大笑いを致しました。皆様もそんなご経験がおありではないでしょうか?

今年がどのような年になるかはわかりませんが、2020年-2021年と相手の体温が全く感じられない中でもなんとか作り上げてきたこのような絆が、感染の波状的な拡大はあるとしても、今後弱まることは無いのではないかと密かに心強く思っております。

弊社の一年を振り返りますと、春には従来の投資助言業に加えて代理業を取得し事業の幅が少しだけ広がった事。夏にはパートナーであるあいざわアセットマネジメント(旧あすかアセットマネジメント)の引っ越しと合わせて長年過ごした内幸町から汐留への引っ越しを行った事。秋にはあいざわアセットマネジメントを含む藍澤證券グループとのネットワークが本格稼働し、地銀様を含む多くの投資家の皆様とのネットワークが生まれてきた事。年間を通じますと、ご投資先からの要望もありESGやサスティナビリティーを企業価値と結びつける新しいバリューアップ手法が生まれてきた事などが挙げられます。トップギアで駆け抜けられたかというと全くそうではありませんが、匍匐前進ながら着実に前に向かっている実感を感じます。

このような中、今年のご挨拶用のテーマは「Nemo timendo ad summun pervenit locum」(勇敢さを欠いて高みに到着した者はない) を選んでみました。例年この選択だけは自分でやらせてもらっていたのですが、今年はメンバー全員の投票で決めました。不思議なのですがほとんど票は割れず。画像の選択はアウトドアが好きな若いメンバーの某君らしい選択です。

今年もメンバー一同、引き続き安全に留意しつつ、お客様ご投資先の皆様のために一生懸命頑張ります。ご指導ご鞭撻何卒宜しくお願い致します。

2022年1月1日
あすかコーポレイトアドバイザリー 田中喜博