緊急事態宣言こそ解除されたものの、COVID-19の影響の不透明感もまだまだ残る中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

自粛の影響によりホームセンターでは園芸用品の売上が急速に伸びていると言いますが、例にもれず私も家庭菜園を始めてみました。

現在は紫蘇、サラダ菜、茗荷、ゴーヤ、キュウリ、ネギ、ピーマン、ズッキーニ、さまざまな種類の唐辛子など多くの野菜を育てています。特に、唐辛子は、中国の四川料理や東北料理をよく作るので4種類、7株くらい育てています。

家庭菜園を始めて約3か月経ちますが、当初小さな種だったことが信じられぬほど大きく成長した野菜たちで庭が大混雑している今日この頃です。

中でもゴーヤとキュウリは1日見なかっただけであっという間に背が高くなっており、植物の成長の早さに驚かされるばかりです。茎や葉の成長はもちろん、実の成長もあっという間で、先日はまだまだ小さいと思っていたキュウリが1日見ないうちに巨大に成長し、収穫タイミングを逃してしまいました。

翻って、外の世界に目を向けてみますと東京はCOVID-19の警戒感が後退し、通勤電車の混雑もCOVID-19以前の状況に戻りつつあり落ち着きを取り戻してきたように思います。

また、仕事で企業の方々と面談させていただくことも多いのですが、対話の中で、先行きに対するポジティブなコメントをお聞かせいただけることが、徐々に増えてきたように感じています。

COVID-19以前に戻ったこともある一方で元通りとはいかないものも多く、人々は皆マスクを着けるようになり、飲食店、小売店の入り口には必ず消毒液が置いてあるなど大きな社会の変化が起こっています。
自粛していた3か月というのは短いようで意外と長く、植物が種の状態から収穫できるほどにまで成長するには十分な期間であるのと同様、生活スタイルが変わり人々がそれに慣れるためにも十分な期間なのだと改めて感じる今日この頃です。

COVID-19の影響で新たな生活様式ができつつある中で日々の社会の変化も大きくなっています。また、新たな生活様式の中で成長の芽が出始めた企業や大きく成長した企業も出てきています。
我が家の家庭菜園と同様に社会で大きな変化が起こる中、今後も市場・企業の成長、変化のタイミングを逃さないよう、調査・研究を進めていきたいと思っています。

最近は梅雨のため雨が水やりを代わってくれることも多く、非常に楽です。梅雨は、植物の成長にとって大切な季節なのだと感じます。梅雨明けには大きな実りがあると期待しています。